世界文学133号
- 発行日
- 2021.07
特集:「政治と世界文学II」
- I特集:「政治と世界文学II」
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- カフカ解釈史における政治的影響 林嵜 伸二
- 永遠なる未完の美――4カ国占領期(1945~55)のオーストリア文学 関口 裕昭
- オペラ作品への政治的影響――19世紀前半のイタリア・オペラを中心に―― 森田 学
- 帝政ロシア時代のウクライナの詩人シェフチェンコ――小松勝助と渋谷定輔のシェフチェンコ像から―― 藤井 悦子
- 太宰治の『惜別』における魯迅像論考 冉 秀
- II個人論文
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- 19世紀後半の狂女たち――アフメト・ミドハトの『夢と現実』と島崎藤村の『老嬢』の比較を巡って―― コチィート・ズハル
- III研究ノート
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- ブレヒトとドライサー 村山 淳彦
- 「展覧会主催者」としてのアウグスト・マッケ――「精神における真の友好」―― 末永 豊
- IVエッセイ
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- アガーテ・ラッシュ(Agathe Lasch 1879~1942)――ホロコーストの犠牲になったドイツ初の女性ゲルマニスティク教授―― 川上 朋男
- V書評
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- 神品芳夫著『木島始論』 浅岡 泰子
- 秋草俊一郎著『「世界文学」はつくられる――1827-2020』 今井 敦
- ムカイダイス著『ウィグルの民話〈動物譚〉』 平山 令二
- VIその他
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- 会員の著書・訳書紹介
- 世界文学会日誌
- 「世界文学」原稿募集のおしらせ
- 世界文学会会則
- 編集後記