世界文学121号
- 発行日
- 2015.6.10
特集:「老いと文学」
- Ⅰ特集:「老いと文学」
-
- 『老人と海』―ヘミングウェイの描く老い 坂野明子
- ゲーテ『西東詩集』、「ズライカの巻」の幕開きまでを老いと若返りの観点から読む 野口薫
- プルーストと『千一夜物語』 大原知子
- 老いることが出来なかったハンバート―ナボコフ『ロリータ』における時間と空間の問題― 西澤満理子
- Ⅱ個人論文
-
- フランツ・カフカのオリエント物語『古文書の一枚』についての一考察―イディッシュ語劇『野蛮人』の身振りの挿入の意味をめぐって 林嵜伸二
- ヘルマン・ヘッセの『荒野の狼』における「人格」の問題と「フモール」 鍵谷優介
- ビアンションの骨相学 村山知恵
- 文学カバレット『胡椒挽き』Die Pfeffermühle 山口侑紀
- 魯迅『故郷』における回想の位相 馮 海鷹
- 中日大学生の価値観調査を通して見る時代精神と若者の社会認識 林 敏潔
- Ⅲ研究ノート
-
- 「1945年ビルマ文学」補遺~戦後文学に向けたさらなる歩み~ 南田みどり
- Ⅳエッセイ
-
- アラブの書などをめぐって 近藤久美子
- 文学研究について思うこと 今井 敦
- 巡礼者イルヤース 鈴木克己
- Ⅴ書評
-
- 『新曲』地獄篇、煉獄編、天国編(ダンテ著 原基晶訳) 芝田高太郎
- Ⅵその他
-
- 会員の著書・訳書紹介
- 世界文学会日誌
- 「世界文学」原稿募集のおしらせ
- 世界文学会会則
- 編集後記