世界文学117号
- 発行日
- 2013.6.10
特集:「病と文学」
- Ⅰ特集:「病と文学」
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- 『不如帰』と結核 吉田 正信
- 長編小説『白痴』における病とその描写 –小林英雄の『白痴』論をめぐって 高橋 誠一郎
- マルセル・プルーストの過敏なる神経と「19世紀ルネサンス」 石木 隆治
- Ⅱ個人論文
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- 旅する正義と疾駆するモノたち –クライストの『こわれがめ』– 市田 せつ子
- 同化と回想 –アメリカ先住民オヒエサとユダヤ系ドイツ語作家フランツ・カフカ 林嵜 伸二
- プーシキン『ペスト流行時の酒盛り』について –生と死の芸術をめぐって– 杉野 ゆり
- ゴリオ爺さんとヴォートラン –ラスティニャックの父と称する男たち 村山 知恵
- Ⅲエッセイ
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- 『ある海辺の詩人』と『愛、アムール』 大田 哲男
- フィッシャー=ディスカウへの感謝 今井 敦
- <フォルカー・ブラウンによるクリスタ・ヴォルフへの弔辞> 酒井 明子
- Ⅳ書評
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- 『日本を愛したドイツ人 –ケンペルからタウトへ』(島谷謙著) 平山 令二
- 『ヴォルテールを学ぶ人のために』(植田祐次著) 宇野木 めぐみ
- 『伝 『安藤昌営道』』を巡って(平山令二著) 酒井 府
- 古典として読む『イワンの馬鹿』(法橋和彦著) 大木 昭男
- Ⅴその他
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- 会員の著書・訳書紹介
- 世界文学会日誌
- 「世界文学」原稿募集のおしらせ
- 世界文学会会則
- 編集後記