世界文学120号
- 発行日
- 2014.12.10
特集:「植民地と文学」
- Ⅰ特集:「植民地と文学」
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- ジョージ・オーウェルの『ビルマの日々』―植民地文学としての一作品― 大石健太郎
- 植民地と文学―センベーヌ・ウスマンの場合 元木淳子
- 中島敦と南洋 山下真史
- 平林たい子と満州―敷設列車」から見る1920年代 岡野幸江
- 学徒兵・木村久夫の悲劇と映画<白痴> 高橋誠一
- Ⅱ個人論文
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- 風景に溶け込むドイツ文学の画家たち―ゲーテ、シュテフターの場合― 磯崎康太郎
- 『大いなる遺産』―二人の復讐物語― 東郷 裕
- E.M.フォスター『パワーズ・エンド』におけるエコクリティカルな「自然」主義 吉岡ちはる
- カノンをはかる―「世界文学全集」に見る各国文学の受容の移り変わり 秋草俊一郎
- 何かが起こる/何も起きない―ハロルド・ピンター『温室』における風刺的イメージ 奥畑 豊
- Ⅲエッセイ
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- ウーデの“Schwerer Gang” 『苦しい道行き』 末永 豊
- Ⅳ高村宏先生追悼
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- 高村宏さんを想う 平山令二
- 高村先生 島谷 謙
- Ⅴ書評
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- 『世界に映る歴史意識 現代ドイツ文学考』(鷲山恭彦 著)秋葉裕一
- 『黒澤明と小林秀雄―<罪と罰>をめぐる静かなる決闘』(高橋誠一郎著)に寄せる書評的短見 平野具男
- 『男漱石を女が読む』(渡邊澄子著) 秋山秀子
- 「語り部」テキンの誕生『乳しぼり娘とゴミの丘のおとぎ噺』(ラティフェ・テキン著、宮下遼訳) 鈴木郁子
- Ⅵその他
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- 会員の著書・訳書紹介
- 世界文学会日誌
- 「世界文学」原稿募集のおしらせ
- 世界文学会会則
- 編集後記