世界文学123号
- 発行日
- 2016.7.10
特集:「不安と文学」
- Ⅰ特集:「不安と文学」
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- 跳躍の条件としての不安 カーアン・ブリクセン『詩人』における楽園追放の想起と反復 奥山裕介
- 『ドリアン・グレイの肖像』―視線が生む不安― 町田直子
- Terreur(テルール)に抗う文学 不安の時代とアルベール・カミュ 善本孝
- Ⅱ個人論文
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- 布袋腹のドン・キホーテ ジョン・ケネディ・トゥールの『愚か者連合』をよむ 田中有美
- „Ungeziefer”(「害虫」)であること ―カフカの『変身』における食と排除について― 江口陽子
- ゴリオ爺さん、グランデ爺さん、ゴプセック爺さんと娘たち 村山知恵
- 川上弘美『真鶴』における「ついてくるもの」とその独・英翻訳 大塚萌
- Ⅲエッセイ
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- パリ時代のリルケ考 神品芳夫『リルケ 現代の吟遊詩人』に寄せて 下程息
- Ⅳ書評
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- 『ロシア最後の農村派作家 ワレンチン・ラスプーチンの文学』(大木昭男 著)木下豊房
- 『新聞への思い 正岡子規と「坂の上の雲」』(高橋誠一郎 著) 大木昭男
- 共和の思想家 ゲオルク・フォルスター ―G・フォルスター著 船越克己訳『ニーダーラインの光景』を読む ― 鷲山恭彦
- 『富めるものから貧しきものへの上昇 ―有島武郎の思想と文学―』(馮海鷹著) 大井田義彰
- Ⅴその他
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- 会員の著書・訳書紹介
- 世界文学会日誌
- 「世界文学」原稿募集のおしらせ
- 世界文学会会則
- 編集後記